2015年3月1日日曜日

香港で酔蟹を食べるのは人生の必須項目

香港の「酔蟹」という料理は、私の人生で食べた料理のなかでもベスト3に入る料理の一つです。

酔蟹とは、生の上海蟹を紹興酒に漬け込んだ料理です。

蟹味噌や蟹肉に紹興酒が染み渡り、えもいわれぬ濃厚で甘みのある味わいが楽しめます。

蟹肉はひたすら甘く、柔らかく、加熱された蟹とは全く違うとろけるような味わいが楽しめます。

蟹味噌は、普通に茹でたり蒸して食べても美味しい物ですが、酔蟹の蟹味噌ははっきりいってレベルが違います。紹興酒に漬け込まれたことで、さらに柔らかく、甘みをました蟹味噌は、まさに至福の味わい。世界最高の酒肴といっても過言ではないでしょう。

私は加熱した蟹はさして好きでもありませんが、酔蟹だけは大好物です。香港あたりに寄ることがあれば、必ず一人でも食べに行く料理です。紹興酒の良い奴を一本、酔蟹を一つ、あとは口直しの野菜炒めでも頼んで、ひたすら蟹をたべたべ、紹興酒をぐいぐいです。

この酔蟹には寄生虫の危険があるなどとも言われますが、この美味しさを考えれば寄生虫にやられて死ぬことくらい全く問題ありません。これだけ美味いものを食わないで死ぬほうがよほどリスクです。

酔蟹はいつでもどこでもあるというものではありませんので、電話などで在庫を確認してからいくとよいでしょう。上海蟹の季節でなくても酔蟹はあることもあるようです。

2014年7月9日水曜日

スリランカでカレーを食べる

今年の頭、バンコクから足を伸ばしてスリランカに行って来ました。旅の目的は美味しい料理を食べることです。

スリランカ料理はマイナーな料理ですが、日本にもいくつかのスリランカ料理屋があります。

今はなくなってしまいましたが、昔は六本木にとても本格的なスリランカ料理屋(アータラ・ピータラ)があり、そこで食べた料理に衝撃を受けて、「いつかはスリランカに行くぞ!」と心に誓ったのです。


Ella's Edge Resortにて
スリランカで食べるべきものはカレーです。ホテルなどに行くとRice & Curryなどと言った名前でメニューに掲載されています。それを注文すると、時間をかけて多数の野菜や豆のカレーと副食類をつけたカレーセットを料理してくれます。店によっては作り置きの場合もあります。

カレーを頼むときは、肉か魚のメインのカレーを選んで注文します。そうすると、自動的に色々ついてきます。副食の中でも私のお気に入りはココナッツフレークと唐辛子を混ぜた「ポルサンボール」です。これをご飯やカレーと混ぜて食べれば、ご飯が何膳でも食べられます。

とくにスリランカでも料理の美味しい街として知られているのは、山の奥にあるEllaという場所です。景色が美しいので観光地となっていますが、そこでは様々なホテルが美味しいカレーセットを提供しています。しかしコロンボから車で10時間かかるのが難点です。

とくにElla's Edge Resortというホテルで昼に食べたカレーセットは最高でした。注文してから作るので1時間待たされましたが、絶景のなかで美味しい紅茶を飲みながら待てるので、全く苦になりません。

スリランカでは小さいホテルであっても、きちんとした料理人がいて美味しいカレーを作れるようにしてるホテルが多いので、ぜひホテルでご飯を食べましょう。


インディアーッパ@Curry Leaf
スリランカにはカレー以外にも軽食類など色々な料理がありますが、専門店で出しているものが多くて、旅行者はなかなかお目当てを見つけることができません。

そこでコロンボのHiltonのCurry Leafというビュッフェレストランに行くのがお勧めです。とても人気があり、多種多様の料理をビュッフェ形式で出しているので、ほぼ全ての主要なスリランカ料理を一晩で食べることができます。

軽食で特徴的なものは、アーッパとインディアーッパでしょうか。

アーッパ(Hopperともいう)は、クレープ状の薄いぱりぱりした生地に卵をのせて焼いたものです。軽くて軽食にぴったりです。

インディアーッパ(String Hopperともいう)は、米のふわふわした細い麺にキリ・ホディという黄色いココナッツスープをかけて食べます。これは主に朝食として食べられますが、前述のHiltonのビュッフェでも出しています。


Toddy
スリランカではお酒はあまり飲まれません。

地元民が行くバーは驚くほど雰囲気が悪く、飲んだくれが吹き溜まり、すさみきっています。旅行者が一人で入れるような店はあまりありません。

その中でEllaにあるバーはマシな雰囲気だったので、そこに入ってToddyというヤシの樹液から作る醸造酒を飲むことができました。酸味があり、ごくわずかに発泡しています。独特の味ですが、ブドウから作った粗製ワインに似ています。

スリランカの紅茶はとても美味しいので、是非とも飲むべきです。ホテルなど外国人が来るところでは、ストレートで上等な紅茶を出してくれますが、これは驚異的に美味しいですね。私はコーヒー党で、日本では紅茶を飲むことはないのですが、スリランカでは毎日紅茶を飲んでいました。

Nuwara Eliyaの茶畑にて
コロンボの紅茶専門店 Heladiv Tea Clubでは、スリランカの各地の銘茶を飲むことができます。珍しいgolden tipやsilver tipなどの紅茶も飲むことができます。

あとKandyにあるRoyal Bar & Hotelも非常に気持ちよい内装でお茶ができる場所としておすすめです。ここは酒も出していますが、雰囲気は悪くありません。


スリランカは南アジアとしては驚くほど衛生的で、田舎の客の少ないレストランで作り置きのカレーを食べても、傷んでるとかいうことがなかったです。10日間いても一度も腹を壊すことがなかったので、安心して旅することができます。

しかしスリランカにいる間中、美味しくて毎食毎食たべすぎてしまったので、胃が苦しかったですね。消化薬や胃薬を持っていくことをお勧めします。

出発前にバンコクで出会った西洋人二人に「これからスリランカにスリランカ料理を食べに行くよ!」と言ったら、「スリランカはいいところだけど料理は全く美味しくないよ・・・」と言ってたのが不思議です。彼らは一体何を食べていたのでしょうか・・・

2014年4月30日水曜日

長期旅行の途中でも加入できる海外旅行保険

あいかわらず旅しまくっているのですが、こないだ長期の海外滞在をしたおりに海外の滞在期間が90日を超えてしまい、クレジットカードの海外旅行保険が切れ、無保険状態が生じることに気がつきました。

無保険状態で交通事故にでも遭ったら大変なことになりますので、なんとか保険を購入する方法はないかと考えたのですが、残念ながら日本の海外旅行保険はすべて旅行の最初から購入するものばかりで、旅行途中に加入できるものはありません。

そこで海外の保険会社であるWorld Nomadsという保険会社で、保険を買うことにしました。

この会社では実に簡単に買える旅行保険を販売しており、いつから何日間の保険を買うか、旅行先(アメリカ合衆国を含むプランと含まないプランの二種類)、シングルかカップルか家族かを選ぶだけです。

保険がカバーする範囲は非常に広いので、約款をじっくり読めば、さまざまな特典を得ることも可能かもしれませんが、約款はそうとう長いので、そこまでやるのはあまり現実的ではありません。

疾病と事故の治療と救助費用のところだけをしっかりチェックしておけば良いでしょう。治療に関しては、急性症状であり治療に急を要する場合しかカバーされないようです。そうではないものは帰ってから治療せよ、ということですね。

そのかわり保険費用も日本の保険に比べれば安いようですね。

こうした保険は海外長期旅行者にとって福音です。ぜひとも活用しましょう。

(保険請求したことがないので、事故時の対応などまではわかりませんが、Lonely Planetが推奨してるので、詐欺ということはないかと思います。たぶん)

日本にもこうした海外旅行保険が登場することを切に願います。

ちなみに無保険で海外旅行するというのはアホの極みですので、絶対にやめましょう。あとクレジットカードの付帯保険も事故疾病治療や救助費用が百万円程度では焼け石に水ですので、最低限500万円程度のカバーのあるやつにしましょう。では。

2013年12月24日火曜日

次サリチル酸ビスマスで旅行時の下痢を防ぐ

このところ悩んでいるのは、旅行先で辛い物を食べたりすると、ひどい腹痛や下痢になることです。衛生環境の変化もあるでしょうし、辛い物の刺激性による影響もあるでしょう。もともとおなかの弱い私には、大きな問題です。

今回は少しだけ辛い物を食べただけで、ずいぶんとひどい腹痛に丸一日悩まされたので、対策を探すことにしました。

いろいろとググった結果見つけたのは、次サリチル酸ビスマス(Bismuth Subsalicylate)という薬です。これは米CDC日本消化器病学会が旅行者下痢症の予防薬や治療薬として推奨している薬です。

日本では、次サリチル酸ビスマスは認可されておらず、次硝酸ビスマスなどの薬が使われているようです。

次サリチル酸ビスマスはアメリカではPepto-Bismolという商品名で広く売られており、タイではGastro-Bismolという商品名で一部の薬局で売られています。

これは私には劇的な効果を発揮しました。それまではちょっと辛い物を食べただけで腹痛になっていたのに、食べる前にこれを一錠飲むだけで、激辛な料理を食べてもほとんど影響がなくなります。

辛い物だけでなく、細菌が原因の下痢にも予防や治療の効果を発揮するようですので、今後の各地への旅行に活用していきたいと思っています。

下痢の治療には、各種各様さまざまな薬が売られていますが、なかなかうまく使いこなすのは難しいものです。

下痢を止めるような薬は、刺激物や細菌による下痢ですと腹痛に苦しむ期間を長引かせるだけになってしまいます。細菌性の下痢なら、シプロフロキサシンなどの抗生物質も効果があると言われていますが、その副作用を考えると軽い下痢にはやりすぎと思います。かといって整腸剤のたぐいはほとんど何の効果もないものばかりです。

そのなかで、この次サリチル酸ビスマスの効果には感動させられました。久々に素晴らしい薬を見つけたなー、という感じです。

ちなみに液体版と錠剤版が売られているようであり、液体版は非常にマズいという話ですのでご注意を。

安全性や利用法については、本ブログの目的を超えてしまいますので、必ず各種医療情報のウェブサイトをご利用頂ければと思います。

【免責条項】本ブログは旅行情報を提供するものであり、医学的助言を提供するものではありません。薬の利用や、下痢への対処法については、必ず他の情報源にも当たるとともに、医師や薬剤師に相談して下さい。本ブログの筆者は、発生した事象について何らの責任をも負うものではありません。

2013年12月23日月曜日

バンコクで蟻の卵のスープを食べる

評論家の山形浩生氏が以前、ウェブサイトで「ラオスで蟻の卵を食べたぞ!」と自慢をされており、それ以来、蟻の卵を食べることは私の旅の目標の一つでありました。

残念ながらラオスでは蟻の卵を食べることはかなわなかったのですが、意外とバンコクのイサーン料理店などでも置いており、普通に食べることができることを昨年知りました。ちなみにタイの東北部であるイサーンは、ラオスと共通の言語や文化を持っています。

蟻の卵は、タイ語ではカイモッデーンと呼びます。赤蟻(モッデーン)の卵(カイ)ということです。旬の希少な食材だということです。

蟻の卵は、サラダ(ヤム)やスープ(ゲーン)にして食べます。私は両方試しましたが、ヤムの方が蟻の卵の味が良く分かります。小さい白子のような味わいをしています。しかし料理のバランスとしては、スープの方が美味しいように思いました。

また私は食べたことがありませんが、オムレツ(カイジャーオ)にして食べる場合もあるようです。希少な食材をオムレツにしてしまうのはもったいないような気もしますが。

食べられる場所ですが、地元の人が主に行くような本格的な大型イサーン料理屋に行く必要があると思われます。

私は、いつもペッブリーにあるラープペットパラム9(ลาบเป็ดพระรามเก้า)で食べています。ここはタイ人に人気のイサーン料理店で、一部のマニアックな日本人や外国人も食べに来るようです。

エカマイ駅でタクシーを拾って、ペッブリーを右折、一本目を左に入ってちょっといった左手にあります。

多少なりタイ語と地理が分からないとたどり着くのは難しいですし、メニューもタイ語のみなので、イサーン料理を知らないと注文も難しいかと思います。とても観光客がぶらりと立ち寄れるようなお店ではないのですが、どの料理もおいしく、なかなかお勧めのお店です。

店の名刺の画像を貼っておきますので、気合いのはいった旅人はぜひ挑戦してみてください。


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2013年12月18日水曜日

昼のマカオの楽しみ

マカオといえば、博打に女遊びと相場は決まっているようですが、意外とぶらぶらと街歩きをするのも楽しいものです。香港ではなかなか見られないようなゆっくりした下町の風情が残っているので、夜遊びに興味がない人でも半日くらい訪ねてみるのも悪くありません。

夜遊びに興味のない人は、わざわざホテルの限られたマカオに泊まることはないでしょう。香港から昼にフェリーで行って、夜のフェリーで帰るくらいでちょうどいいでしょう。


まず、十月初五日街と新馬路の交差点から歩き始めます。

するとすぐ右側に大龍鳳茶樓という飲茶屋がありますので、そこで遅めの昼飯を食べましょう。地元の老人であふれかえっている店内は、まさに本場感があります。龍鳳鮮蝦餃は全くお勧めしません。蠔油鮮竹巻と鮮竹牛肉球は美味しかったです。

そのまま道を歩いて行くと、また右側に南屏雅敍という古い喫茶店があります。ここはとにかく古くて雰囲気の良い店です。ここでは鴛鴦茶という珈琲と紅茶を混ぜたものか、杏仁露という杏仁パウダーの飲み物がおすすめです。あとパンやサンドイッチなども良いです。

どちらの店も混んでいますが、ずかずか入り込んで空いてる席に座って席を取ります。しかし、たまに老人の常連席だったりして、追い出されたり無理矢理に相席されることもありますので、そういうときはどきましょう。

そのあと裏の道に入って洪馨椰子でココナッツアイスを買って食べながら歩きましょう。このココナッツアイスは、ココナッツ好きには本当にうまいのでお勧めです。


私がマカオを訪れる理由の一つは、MacauSoulというワインバーを訪れるためです。

ここはイギリス人の老夫婦が経営しているワインバーで、内装や食器にとことんこだわっており、塵ひとつない極めて美しい雰囲気を保っています。ポルトガルワイン専門で、グラスワインはマデイラを除けばありません。あとはウィスキーとアグアルディエンテとビールなどがあります。

店主も常連客も、とても上品で落ち着いた佇まいを保っており、一見客はかなり気圧されるでしょう。しかし節度を持って接していれば、親切にいろいろと教えてくれます。

16時くらいに開いて、20時くらいには閉めてしまったりするし、よく休んでいるので、行くときは電話で確認するほうがよいでしょう。美しい内装が楽しめるように、早い時間に行くことをお勧めします。

このバーは本当にお勧めのお店です。まず間違いなく世界でも最高のバーの一つだと思います。とても美しい内装と食器類、とても個人的な経営、よい音楽、よいワイン、最高のチーズなど、どれをとっても最高です。このようなバーは、ほかにないでしょう。

店の内装には数年間をかけ、食器はチェンマイのMengrai Kilnというところで特注してつくったタイの陶磁器を使っています。

店主は英国製のチーズをスーツケースに詰めて持ち帰ってくるそうです。さらに、そのチーズは、小さな農場などで作られたチーズで、普通にスーパーマーケットなどで買うことはできず、代理人に頼んであらかじめ仕入れてもらっているそうです。ここまでこだわりぬいたものを提供する店を見たことがありません。

もしバーを愛する人であれば、飛行機に乗ってでも訪れるべき名店です。バー好きではなくても、素敵な雰囲気の店を愛する人であれば誰でも楽しめるでしょうけども、ぜひ本当に良いものを愛する人たちだけが訪れてほしいなあ、と個人的には思うのでした。

場所はSt. Paul聖堂跡のすぐそばにあります。


これらの店の情報は、すべて"地球の歩き方 マカオ 2012~2013版"に掲載されています。マカオ専門のガイドブックがでていることにも驚きますが、このような渋い店ばかり掲載するとは、執筆者は只者ではないと感じさせます。

どの店も「海外旅行初めてなんです。外国語もまったくできません」という人が入ったら、かなり圧倒されるのではないかなと思いますが。

「ガイドブックに載っているお店なんて!」などという旅行者もいますが、じつは最近のガイドブックには変な店はあまり載っていないものです。自分でそこらの適当な店に入るよりは、ガイドブックを活用するほうがずっと間違いがありません。

Lonely Planetや地球の歩き方には情報もかなり新しいものが掲載されており、観光客が殺到して評判が落ちたような店は翌年にはすぐに除外されています。

2012年6月18日月曜日

究極のデンタルフロス Oral-B Satin Tapeを買え!

ひよこはペアダンスを踊るのが趣味のため、口内清掃には人一倍気を遣っています。毎日のフロスはもちろん、ワンタフトブラシなども適宜活用して、歯周病対策を行っています。

機会があるごとに色々なフロスを試しているのですが、タイのバンコクで見つけたのが、こちらOral-B Satin Tapeというテープ状フロスです。

これは、つるつるしたリボン状になったフロスで、普通のフロスに比べて、ずっとスムースに歯間に入り込み、汚れを綺麗にとってくれます。

値段は通常のフロスの2倍くらいするのですが、使い心地は最高です。これを使ってしまうと、もう普通のフロスには戻れませんね。

まだ日本では売られていないようなので、海外で見つけたときは是非どうぞ。