2017年2月22日水曜日

旅のしおり - 初めて一人で海外旅行する人のために

初めて一人で海外旅行する友人のために旅のしおりを書きます。

インターネットを確保する


まず日本にいる間にすることとして、旅先でのモバイルインターネットを確保する必要があります。インターネットがあるのとないのとでは、旅の楽しみも大きく違ってきますし、安全確保にもインターネットは大いに役立ちます。これは絶対にやるべきです。

方法としては、海外旅行用レンタルWiFiルータを日本で借りて行くのが一番簡単です。旅行期間が長い場合は、海外SIMなどを使う方が価格的にお得ですが、短期間の旅行ならレンタルWiFiで十分でしょう。

両替について


両替について、米ドルとユーロに関しては日本であらかじめ両替をしていくのがお得だと言われています。大黒屋などの金券ショップがレートが良いようです。

それ以外の通貨に関しては、現地で両替をする方がずっとレートが良いはずです。日本で両替するのはやめましょう。

多くの国では、空港で両替をする場合はレートがとても悪いことが多いので、空港では市内までの交通に必要な少額の両替にとどめておき、市内で残りを両替するのが良いでしょう。ただしこれは国によって状況が違います。

多くの国でクレジットカード(Visa/MasterCard)が普通に使えるようになってきていますので、なるべくカードを使うようにすることで現金を両替する手間と、現金を持ち歩く危険性を減らせます。

またほとんどすべての国でATMでのキャッシングが可能です。

安全に旅する


治安の状況は国によって大きく違っていますが、どの国でも一つだけ確実にいえることは、路上など誰でも入れる場所で話しかけてくる人は相手にしてはいけないということです。世界中どこでも、まともな人は路上で他人にいきなり声をかけることは絶対にないです。

路上で声をかけてくるのは詐欺師、睡眠薬強盗、ぼったくりガイド、ぼったくりタクシーなどのようなタチの悪い連中ばかりですので、路上で誰かに話しかけられたらガン無視を決め込まなくてはいけません。

私がカンボジアであった日本人旅行者は、日本を出発してプノンペンについた初日に詐欺師にであって全財産を盗み取られたと言っていました…。

現地の人と交流したい場合は、自分から声をかけましょう。

また、さほど治安が悪くない国であっても、窃盗や引ったくりなどの軽犯罪は日本より多いでしょう。荷物から目を離さず、バッグなどはたすき掛けにして歩くのがベターです。

万が一、強盗にあったら抵抗してはいけません。撃たれるかもしれないので。私は強盗にあったことはないですが、実際に強盗に遭うと、どうしても抵抗したくなってしまうのが人間というもののようです。

荷物について


飛行機で預ける荷物は紛失したり遅延したりする場合があります。なるべく小さいバッグに数日分の必需品を入れて預ける荷物とは別に機内に持ち込むほうが良いでしょう。

ちなみに私は何ヶ月の旅行でも機内持ち込みの鞄だけで旅をしています。男なら通常は機内持ち込み鞄だけで旅行できるし、そうするべきでしょう。女性は難しいかも。

鞄選びとしては、預けるスーツケース(巨大なもの)、機内持ち込みできる鞄(車輪のついたやつ、またはリュック)、貴重品をいれる鞄(座席の下に入るサイズ)、という3点をうまく組み合わせるのが良いでしょう。

日本の鞄屋さんは「○泊なら○リットルサイズの鞄」とか書いて売っていますが、あれははっきりいって詐欺です。いちいち宿泊日数によって鞄を変えていたら鞄がいくらあっても足りません。

鞄は大きければ大きいほど便利です。旅のスタイルに合った範囲で大きいものを買いましょう。巨大な鞄を持つ場合は、鉄道での移動などは難しくなりますし、空港からホテルへの移動は車じゃないと無理ですね。

海外旅行保険


海外で事故にあったりすると、すぐに入院や移送などの費用で数百万円~数千万円になることがあるので、海外旅行保険に入ることは必須です。医療費と移送費用のカバー範囲がなるべく高額のものがよいでしょう。

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